ハート先生の心電図教室
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第3度房室ブロック

要点

高度な房室伝導障害により、心房からの興奮が心室に全く伝導されない状態である。心室は房室接合部以下の刺激中枢の自動能により、独自に興奮する。しかし、興奮の中枢が下位に移るに従って興奮発生能力が低下するため、その結果徐脈となる。

心房と心室の収縮時期が連動していないため、心室への血液供給が不均一となり、かつ徐脈の結果、心拍出量や血圧が低下することが多い。

急性心筋梗塞で、完全房室ブロックが起こると心停止の危険が高く、また徐脈性心不全、低心拍出量状態となりAdams-Stokes発作を起こす。このため、ペースメーカーの装着が必要となる。

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