標準モニター誘導
モニター誘導とは
3点誘導法
3点誘導とは、基本的に四肢誘導法で、通常、左の腰に付けている電極がプラス側となり、右肩の電極がマイナス側となっている。そのために、これは四肢誘導の第II誘導となる。
5点誘導法
5点誘導では、標準の四肢誘導と同じ関係で、I、II、III、aVR、aVL、aVFの波形が得られる。併せて白の電極を、任意の胸部誘導部位に貼付することで、一つの胸部誘導波形もモニターできる。この場合、胸部誘導部位の選択は、不整脈の観察が主目的の場合は、V1を選び、心筋虚血の判定が目的の場合には、V5ないしV6が適当である。
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