ハート先生の心電図教室

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心房細動と上室頻拍における血圧波形の違い

心房細動では、R-R間隔が不規則であることから脈圧は一拍毎に変化する。この場合、R-Rが短いと左室の拡張時間が短く、その結果、左室充満血液量が減少し、拍出される血液量が少なくなり、脈圧が僅少となり、脈が触れ難くなる。そのために、心拍数と脈拍数との間に差が生まれることになる。この差が1分間あたり10を越える場合には、心室への負担が増えている状態を意味する。

一方の上室頻拍では、血圧は、比較的、一定のレベルを示し、心拍数と同じ脈拍の数を数えることができる。

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